どうも、豆パラです。
本日は、現在進行中の投資の失敗談を一つ。
- ・変わり種の投資を探す日々
- ・少額で始められる、確定利回り14%、20年保証の案件
- ・「バイオマス発電」とは?
- ・一口「100万円」の少額から参入が可能!
- ・迷わず参入を決意
- ・半年後に第一の悲劇的報告が
- ・今後の対応はどうなるのか
- ・半年後、第二の悲劇的報告が
- ・その後の対応は?
- ・最後に
・変わり種の投資を探す日々
私はよく変わり者と言われる事も多いのですが、実際投資の案件を探す際には人があまり参入してきていないものを探す傾向がありました。
まだ流行る前に、コンテナ投資に手を出したり、乾燥機専門のコインランドリーの話を聞きに行ったりしておりました。
コンテナ投資は、およそ300万円でコンテナを購入し。満室であればおおよそ7万円で表面利回り28%の案件です。
これは購入から半年ほどで半分が埋まり、数年間たった現在もその状態をキープしたまま利回りはおよそ14-15%で回っております。
最近は区分マンションや地方アパート、戸建て投資、民泊、シェアハウスなど。様々なものが流行りましたが、私としては、未知の物、かつ人の参入が少ないものの方が、精神的な参入障壁があるため勝ちやすいと思ったのです。
そしてその時、手元の100万円をなにで運用しようかと考えているときに入ってきたのが、あの案件でした。
・少額で始められる、確定利回り14%、20年保証の案件
少額で始められる、確定利回り14%、国が20年買取保証をしてくれる夢の案件。
勘の良い方はお気づきかと思われますが、そうです。「売電事業」への投資です。
「売電事業」と聞くと、皆さま「太陽光発電への投資か。」と思われるかと思いますが。
「太陽光発電事業」へは数千万円の投資金額が必要です。
属性の良くない私には、流石にその金額を融資してくれる銀行もありませんし、そもそも100万円程度のはした金では頭金としても使えず、中々始めるのは厳しい投資です。
そこで私が目を付けたのは。「バイオマス発電事業」への投資でした。
・「バイオマス発電」とは?
「バイオマス発電とは」
簡単に言えば、トウモロコシのなどの農作物のカスや、畜産の糞尿、廃材や油などを燃料として活用することで地球環境の改善に一役買いながら発電機の発電を行うものです。
クリーンなエネルギーを売ることによって地球にやさしく、お財布にも優しい。とってもエコな事業なのです。
・一口「100万円」の少額から参入が可能!
そしてこの事業、数千万円の発電機を出資者がお金を出し合って共同購入を行うため、個人の参入がしやすいように一口「100万円」というのです。
確か300万円以上出資を行うと確定14%の利回りに+1%加算してくれるとか。確かそういう事をしていたと思います。
その発電機を国に登録、売電許可を得ることによって稼働を開始し、売電益を得るというスキームです。
・迷わず参入を決意
ちょうど運用に困っていた「100万円」の行き場所。
ちょうどいい出資先ができたとニコニコと契約書にサインを書き、すぐに100万円をふりこみました。
もともと、稼働までは
- 候補地を決定
- 役所へ必要書類を提出
- 認可を受けて発電機を設置
- 稼働
というステップを踏むため 全体の工程でおよそ2年ほどかかるというお話でした。
募集の第一期は既に稼働を開始していて、第二期はもうすぐ稼働開始。
私は第三期の募集に応募し、その時には1.候補地の決定からすでに半年以上が経過しており、稼働までは残り1年半という状態でした。
ここは先行投資。急がば回れ。果報は寝て待て。とばかりに一時的には資金凍結となるものの、今後に期待して資本を投下したのです。
・半年後に第一の悲劇的報告が
稼働開始まで順当にいけば後1年、契約から半年ほどたったある日、その投資会社からメールが入っていました。
毎月に送られてくる進捗や状況報告の報告書を添付したメールです。
そこへは、なかなかショッキングな出来事が記載してありました。
内容をまとめると、
「市役所の手続きが遅いため、こちらから市役所へ連絡した所、市職員が必要書類を紛失した。
対応が遅いため、候補地の変更を考えている。
現在その候補地が見つかったのでそちらに新しく書類を提出する準備を進めている。」
これはすなわち工程のやり直し、つまり丸2年待たなければいけなくなってしまったのだ。
・今後の対応はどうなるのか
流石にショッキングな報告だった故、少し取り乱した私は、投資会社へ連絡を行うことに。
私「返金等の対応はあるのか」
投「発電機の購入は既に済んでいるため、返金は対応できない」
…なるほど。確かに発電機を購入してしまっているのであれば、まぁ致し方ない。
あと2年待てば売電が始まるのであれば、まぁいいか。
私はそう言い聞かせて、ひとまず待つことにしました。
・半年後、第二の悲劇的報告が
そんなことからさらに半年後、新たな報告が舞い込んできた。
投「国の法規制等変更のため、現行の売電事業を続けることは難しくなった。そのため、バイオマス発電事業からの撤退を視野に入れている」
ち ょ っ と ま て 。
いやいや、流石に、え、なにそれ。どういうことよ。くぁwせdrftgyふじこlp;@:「
流石にびっくりな報告でした。
まさか稼働しないで、事業自体がぽしゃってしまうとは。。と。
しかし、リスクというのは取ってなんぼ、こういう事もあるし、お金はまた貯めればよいだろう。100万円だし。。
と言い聞かせることにしました。
・その後の対応は?
ということで、今後の対応についてどうしていくつもりなのか、投資会社も頑張って考えてくれていました。
投「この度は皆様に多大なご迷惑をおかけしました。バイオマス発電事業はぽしゃりましたが、皆様には充電池事業へのシフトを検討しております。詳しい話はまだ確定しておりませんので、詳細につきましては改めてご連絡いたします。」
なるほど、別事業へのシフトか。
皆さんならどうしますか?
この話、乗る?乗らない?
・最後に
100万円の返金があるなら乗らなくてもいいけど。80%補填とかになるならそのまま乗ろうかななんて考えてます。
今度、この事業についての説明会を開いてくれるそうなので是非行ってみたいと思ってます。
そのあと、ぜひ報告したいと思ってますのでお楽しみに!
普通なら会社たたんでトンズラするのがよくあるポンジスキームだったりするので、この会社さんの対応は極めて誠実だと私は思っています。
本来ならしないであろう投資先事業のシフトというのは、実は隠しておきたかった、会社の事業の中核で、余程自信があるのかしら?なんて考えていたりして。
今のところは失敗の案件ですけど、これはこれでよいネタをいただいたと思って感謝をしています。
さぁ今後の動きがますます楽しいですね。
えっ?お気楽っておもいます?そうですか?