もし社畜が福の神を味方につけたら

元社畜、今ニート。現状打破のために始めたブログ。生活に役立つ情報から、投資案件、失敗談等、幅広く発信したいブログ。

【破綻】第二のプラストークン WoTokenの考察【訴訟開始】

PVアクセスランキング にほんブログ村友だち追加

f:id:moshifuku:20191121161052j:plain

どうも豆腐です。

今回は、特別私がご案内していた案件ではありませんが。

今年の3月から盛り上がりを見せていたWoTokenが破綻したという事で、

さらには、日本からもWoToken返金請求を始めたという事で、少し考察をしてみようと思いました。

 

※破綻したという前提があるからそう見えているだけなので、かなり偏見も入っているのは承知の上です。

 

 

そもそもWoTokenってなに?

・2018年12月中国発
・スマホ専用ウォレット
・月利6~20%の配当型 ※アービトラージ
・最低投資額:1,000ドル以上

日本国内では2019年3月4日頃~「第二のプラストークン」として拡散され始めました。

※プラストークンについての概要は以下記事をご参照ください。

hyip-information.com

 

また、マスターカードとの提携(香港)がされ、運用利益をそのままカードで使えるなどもあり、話題を呼んでいたようです。

 

 

WoTokenの資産が増える仕組みとは?

WoTokenは、アービトラージ(裁量取引)と呼ばれる手法で、ウォレット内に預けている資産が増えるという仕組みを謳っていました。

世界の100以上の取引所に対してAPIインタフェース接続を行い、価格差が生じて得た利益を投資家・ユーザーの配当として毎日配布していたそうです。

 

アービトラージが良くわからない方は、以下の記事をご参照ください。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

coinotaku.com

 

簡単に言えば、物販で言う所のせどりです。

安い所で買って、高い所で売る。これだけです。

 

そんなシステム作れるの?

これを聞くと、

「は?そんなことできんの?それが出来るならみんなやってんじゃないの?」

って思う人もいるでしょう。

 

結論から言うと「出来ます。」

エンジニアであれば考えてやろうと思った人もいるんじゃないでしょうか。

100の取引所と連携する方法については、面倒なので書きませんが、有志が開発しているフリーのライブラリ(プログラム群)が一般公開されておりますので、プログラムをかじっている人であれば誰でも簡単に開発が可能です。

 

PythonとCCXTを使った自動取引作成の記事

https://www.hacky.xyz/entry/2018/03/18/200822

ライブラリの使い方

https://github.com/ccxt/ccxt/wiki/Manual

かく言うワタシもPHPを使って自作したことがあります。

 

ただ、そもそもエンジニアでそんなことに興味を持つ人たちは、稀であるという事も理解していただきたいと思います。

 

「そもそも、その労力に何の価値があるのか」と思う人もいるでしょう。

「自分が考えたことは他の人が考えてやってくれるから、もっと生産性のあることをしよう」という人もいると思います。

 

わざわざ自分で作る労力のコストが大きいので、変態くらいしかやりません(笑)

さらに言えば、人のお金を扱うなんてこと、リスクがありすぎるのでやりたがらないわけです。

そういうのは個人でこじんまりと嗜む趣味なんですね。

そりゃ一般の人に流れてくるわけないんです。

 

という事で、話としては、夢物語でもなんでもなく、現実的には可能であるというお話をしました。

 

WoTokenの投資条件

  • 月利6~15%:1,000ドル以上の入金
  • 月利10~20%:5,000ドル以上の入金
  • 運用通貨:WOR(独自トークン)のみ
  • 配当銘柄:WOR→メイン通貨と両替可能
  • 配当:毎日AM2時頃に反映
  • 元本ロックなし
  • 元本の出金:45日以内手数料5%(以降1%)

 

投資条件から見る違和感

入金額によって

  • 月利6~10%
  • 月利10~20%

の2タイプに分かれているという事で、割合は良くわからないですけど最低でも月々16%以上の利益を保証しなければいけなかったという事も難しさの表れじゃないかと個人的には思います。

 

詳しいわけではないですが、最近では取引所ごとの価格差というのもある程度平準化してきており、数年前は10%以上の利益は簡単に取れていたんですが、最近は1%行けばラッキー、でも送金手数料とかで見ると全然手元に残らない。

くらいの感じになってきています。

つまり、アービトラージの一本だけでの収益化はかなり難しいというのが私の見解です。

 

さらには、"元本ロックなし"これはユーザーにとってはありがたい措置ではありますが、逆に言うと、運用中に引出申請が多発した場合に(アービトラージの注文が滑ったりした場合に、注文がオープン状態になり続けるので、利益確定まで資金ロックの可能性があるため)どうやって返金するのかという見通しが立たない可能性があるんじゃないの?と思いました。

 

紹介者報酬プランについて

どの案件もそうですけど、理解が面倒で私が一番嫌いなところです。

解説が面倒なので、ほんとシンプルにして提供してくれないかなー。

頑張ります。

 

参加しているプランによって報酬の利率と収益を得られる範囲(階層)が変わってくるそうです。

 

ご自身の投資プラン

  • Apollo1:月利6~15%(1,000ドル以上)
  • Apollo2:月利10~20%(5,000ドル以上)

組織構築による報酬は、「紹介による収益還元」+「組織の合計投資額による還元」の2種類。

 

直紹介3名まで(Apollo1.2共通)

f:id:moshifuku:20191121134154p:plain

 

【紹介報酬】

  • 直紹介1名:直紹介50%
  • 直紹介2名:直紹介80%+2段目50%
  • 直紹介3名:直紹介100%+2段目50%+3段目30%

※各ユーザーの収益に対する割合

 

直紹介4名以上(Apollo1)

f:id:moshifuku:20191121140007p:plain

※直紹介人数=獲得可能段数(最大10段)

 

【紹介報酬】

  • 直紹介1名:直紹介50%
  • 直紹介2名:直紹介80%+2段目50%
  • 直紹介3名:直紹介100%+2段目50%+3段目30%
  • 直紹介4~10名:直紹介3名の条件+4~10段目10%

※各ユーザーの収益に対する割合

 

直紹介4名以上(Apollo2)

f:id:moshifuku:20191121140226p:plain

※直紹介人数=獲得可能段数(最大15段)

 

【紹介報酬】

  • 直紹介1名:直紹介50%
  • 直紹介2名:直紹介80%+2段目50%
  • 直紹介3名:直紹介100%+2段目50%+3段目30%
  • 直紹介4~10名:直紹介3名の条件+4~10段目10%
  • 直紹介11~15名:上記条件+11~15段目5%

※各ユーザーの収益に対する割合

 

組織報酬

ここから先は、もう面倒なので紹介はやめます。

 

紹介者報酬プランから見る違和感

ん?すみません。わたしあんまり頭良くないんですけど。

  • 直紹介2名:直紹介80%+2段目50%
  • 直紹介3名:直紹介100%+2段目50%+3段目30%
  • 直紹介4~10名:直紹介3名の条件+4~10段目10%
  • 直紹介11~15名:上記条件+11~15段目5%

※各ユーザーの収益に対する割合

 

この辺から見ても、100%超えてるってどういうことなのかわからないです

(;´Д`)

 

つまり、直紹介者が受け取る収益金額と同等の金額をアップが受け取れるってことですよね??

 

つまり、一人の配当が100円だった時

15段階上までに対して報酬を払い出す。

1 段 100円(100%)

2 段 50円(50%)

3 段 30円(30%)

4 段 10円(10%)

5 段 10円(10%)

6 段 10円(10%)

7 段 10円(10%)

8 段 10円(10%)

9 段 10円(10%)

10段 10円(10%)

11段   5円( 5%)

12段   5円( 5%)

13段   5円( 5%)

14段   5円( 5%)

15段   5円( 5%)

ーーーーーーーーーーー

=   275円(275%)

払い出しに最大2.75倍の金額を使うことになる!?

 

月利配当だけでなく、さらには、プラスで報酬を提供しなければならない。

会社側の利益ってどこから出ているんだか全く良くわかりません。

 

運営会社はどんなところ?

既に考察されてました(笑)

money-police.com

 

元より危なそうな会社さんだったという事ですね。

 

紹介者がいないと成り立たない運営状況

以上の事から、そもそも紹介が出続けていなければ上手く回すことが出来なかったものと思われます。

 

日本でも訴訟を開始

WoTokenが今月中には再開すると話が出ていたそうですが、現状、再開のアナウンスも無いため日本から運営に対して返金訴訟を起こすことになったようです。

(申請期間は 2019/11/21~2019/11/27 の一週間だそうです。)

https://peraichi.com/landing_pages/view/6glkm

ただ、こちらについても賛否両論あるようです。

f:id:moshifuku:20191121154704j:plain

 

たしかに、とても正論だと思いました。

あぁWITHコインに騙された遠いあの日を思い出します。。。

あの時は相当無知だったなと痛感しています。

 

まとめ

もしも読者の貴方が、そういったサイト事業の運営をすることになるのだとしたら、

シッカリと収益を得られる紹介報酬の作り込みと1年以上は回る仕組みづくりをしてください。

 

マーケティングの観点からどうしても、紹介者報酬(アフィリエイト)というのは重要になってくるので悪い事ではないんですが、

 

ここまでずさんな報酬形態にされている場合には、参加する側がまず気づくべきところのような気もします。

 

どんな案件にも多少なりともダークな部分というのは存在しますので、その部分をどれだけ冷静に見て取れるかが重要だと思います。

 

公式LINEアカウント

投資・ビジネス情報発信のための公式アカウントを作りました!

良かったら皆さん登録してくださいね!

 

『豆腐パラディンとの卵』

友だち追加