どうも、豆パラです。
先日、8年間務めた会社に退職届を提出して、1月末日に無事退職となりました!
1年数か月傷病で過ごしての退職です。
ひとまず、あと数か月は傷病手当をもらいながら過ごします。
とりあえず、退職届とか、頑張ったのでその頑張りを勝手に共有してみる。
・退職届を丁寧に書きたくて頑張りすぎた結果
それはもう、立つ鳥跡を濁さずとばかりにどうにか綺麗に書こうと、便箋にも定規を使って罫線を引き、文字の大きさがなるべく均等になるように頑張って文字を書きました。
しかしながら、、今思うとこの『退職届』文字デカくないですか(;´Д`)
「退職しますヒャッホー」感が出すぎな気がする。もう少し控えめでよかったかもなんて、今になって思います。
文章はまぁこんなものだと思うのですが。
・渾身の最後の挨拶
退職時の挨拶では少しマインドチックなお話をしましたので、私の退職の挨拶の全文を掲載してみます。
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この度は、一身上の都合により、今月末で退職することとなりました。
今までありがとうございました。
最後のあいさつなので、無難な形で終わらせようと思いましたが、それでは私らしくないかなとも思いましたので、一つ、金八先生みたいな話をさせてもらいます。
諸先輩方には釈迦に説法かもしれませんが、後輩たちに何かしらの良い影響があればと思うのでお話をさせていただきます。
我々は社員です。社員を言い換えると「人材」とも言えます。
「材料」の「材」と書いて人材といいますが、皆様にはもう一段階上の「財産」の「財」と書いて「人財」となっていただきたいと思います。
この「人財」とは単に、優秀であるとか、会社の役に立つとかいうだけではなくて。
「自分を活かし、他人を活かし、世のため、人のために行動できる人になること」をさします。
そして、この「材料」から「財産」になるためには3つのステップがあります。
1.プラス勘定の人間になること
「プラス勘定の人間」とは、「約束を守る」「自主的にやる」とか社会や会社のルールを身に着けた人です。
礼儀正しく、ルール守り、プラスの発想で動ける人。それがプラス勘定の人間です。
2.人間性を高めること
「人間性を高める」のにもっともな近道は「与え好きな人間になること」です。
「今だけは」「自分だけは」という利己的な考えではなく、どうすればほかの人の作業を減らせるかや、どうしてあげればこの人は動きやすいか
という他人の利益になることを考えられる。利他的な考え方ができる人になってください。
3.自身の長所を伸ばして天才になること
人はそれぞれ素養や素質といったものを持っています、それを見つけて伸ばす努力をしてください。
自分で見つけるのが難しければ、客観的に見えている他人に助言を求めてみてください。
天才とは自分の素質や素養、能力を最大限に発揮できる人のことを言います。
素質や素養が天才的にあったとしても、努力を怠ればそれはただの凡人と変わりありません。
自分の長所を伸ばす努力を怠らないでください。
最後にもう一度まとめます。
「人材」が「材料」から「財産」に代わるためには
- プラス勘定の人間になること
- 人間性を高めること
- 長所を伸ばして天才になること
私もまだ「財産」と呼べるレベルに達している人間ではないのであまり偉そうなことは言えませんが、
私も含め、皆さんもこの3つを心がけてほしいと思います。
以上、長くなりましたが、最後のあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
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以上、ここまで。我ながらいいことを言ったと思います。
・挨拶を丸暗記、その方法
さすがにこれをサラッと一発で覚えるのは難しいです。
なので、丸暗記するために下記のようなことをしました。
1.原稿を書く
これは当たり前ですね。思い付きでしゃべるわけにもいかないわけで、毎回違うこと話してたら意味ないし。
2.耳栓をする
実はこれが一番重要です。別に耳栓じゃなくて自分の両手で耳をふさいでもよいのですが。
3.声に出して読む
耳栓をした状態で声に出すことで、自分の声だけが頭に反響して暗記能力を高める効果があるそうです。受験勉強や資格試験勉強とかにも有効です試してみてください。
4.覚えるまで何十回も繰り返す。
私は大体20回くらい声に出して覚えました。
5.空想発表会
その後は本番を想定して、時間を測定しながら10回ほど練習しました。ゆっくりと間を使って、おおよそ10分以内に終わることがわかりましたので、発表時には「何分程度で話します」と前置きをして挨拶をさせていただきました。
・皆さんも使ってみてください(笑)
今回のこの挨拶についてですが、さすがに私が考えたわけではありません。
とある本の一説を拝借して、それを挨拶とさせていただきました。
それが船井総研の創業者である船井幸雄著の『法則』という本です。
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どんな分野にも応用が利く『根本となる原理』が書かれています。
より良い人生を歩むためのエッセンスが詰まってます。
船井さん自身は経営コンサルタントですが、平社員だからこそ読むべきとも思いました。
末端の社員が読むことで、上層部の考え方を看破し、考えて行動できるような広い視野を身に着けることが出来る一冊だと思います。
後輩にも薦めたい一冊でした。
もう退職しちゃってるんですけどね!
以上、豆パラでした。