どうも豆パラです。
先日聞いてきた投資案件についてお話をしていきたいと思います。
- ・きっかけはダイレクトメール
- ・会場までの道のり
- ・準備不足?
- ・メモ禁止!パソコンは出さないで!えっ?なら机邪魔じゃない?
- ・ひとまず始まったセミナー
- ・セミナー第一部
- ・セミナー第二部
- ・セミナー第三部 非公開案件!金鉱山投資!
- ・怪しすぎるぞ金鉱山投資!
- ・色々と調べてみたら怪しい点がさらにちらほら
- ・ポンジスキームの可能性
- ・講師の方について調べてみた
- ・最近流行りの金投資詐欺!
・きっかけはダイレクトメール
メールフォルダにたまたま入っていた広告メールに
「佐世保バーガーの創業者が教える新お金の話」
というセミナーご招待が!
「佐世保バーガー創業者がどんなお話をしてくれるのか?」と興味を惹かれて参加してみることにしました!
・会場までの道のり
セミナー会場は新宿駅から徒歩五分。
私は新宿には何度も行っているし迷うはずがないのです(地図上では)。
東口から出る予定でいたのですが、出てみたらなぜか中央東口!
「東口と中央東口なら誤差のうち」
そう思って堂々とセミナー会場への一歩を踏み出しました!
逆方向に( ;∀;)
5分歩いてもそれらしきビルはなく、地図アプリを見て逆方向だと気づき、方向修正して5分経過!
徒歩5分とはこれ如何に!!
結局その後、約20分を費やし目的の会場へたどり着きました。。(;´Д`)
・準備不足?
会場に着くとスタッフらしき人が椅子を運び込んでいる。
えっまだ、準備中?
いやいや、もうセミナー開始まで2分だよ。
どうぞ、と招き入れられると受付には名簿もなく「名前と紹介者名を書いてください」と。
受付が終わり、席を探そうと会場内を見渡すとすでに満席。
そうです、先ほどスタッフが運んでいた椅子は追加の椅子だったのです!
最後の椅子に私は座りました。
その後も10人くらい入ってきて立ち見になっていました。
スタッフが奥に導かないので、入り口付近に満員電車状態で滞る人々。
(スタッフさん、さっさと誘導してあげてください。。)
セミナー開始30分後くらいにやっと「奥に進んでください」って、もしかして参加人数を把握してなかったのか?
最近のセミナーは準備を怠るのが流行りなのだろうか。。
準備不足参考記事:
・メモ禁止!パソコンは出さないで!えっ?なら机邪魔じゃない?
「資料は希望者にはお渡ししますので、メモは取らないでください。」
「パソコンも開かないでください。」
「先生は話におおーとか言ってくれると喜びますので、先生の話を聞くことに注力してください。じゃあ、練習してみましょう。」
と前説ばっちり。
しかし、メモもパソコンも禁止なら机はいらないんじゃない?
机を片付けて椅子を入れたら全員座れたんじゃないかな?
というか、メモを取るなとかって言うのは、メモを取られたらまずい話でもするのであろうか。。。
・ひとまず始まったセミナー
座りきれないほどの人にあふれかえった会場でセミナーは開始されました。
そもそも限定20人のセミナーと聞いてたんだけど、少なくとも50人はいるよね。参
加人数の把握すらできないって、ちょっとお粗末すぎる気がする。
・セミナー第一部
自己紹介と権利収入で生活するという一般的な話。
あまりに一般的過ぎて忘れました。(笑)
インカムゲインが重要だよね的なお話。
「新お金の話」とはどこのことなのだろうか。。
そして先生の投資に関する10か条も披露。
投資案件判別10か条はこちら
- 何で利益を稼いでいるのか?
- なぜ資金を集める必要があるのか?
- なぜ大口ではなく小口投資家を集めるのか?
- エビデンス(証拠)は揃っているか?
- たらればの夢物語じゃないか?
- できればインカムゲインか?
- 利益はいつから入ってくるか?
- 元金は戻ってくるか?
- 途中解約ができるか?
- 会社が飛ばない可能性が高いか?
まぁここは間違ったことは言われていないと思います。
・セミナー第二部
「景気に左右されない金投資が確実。金投資の中でも今はミャンマーの金鉱山投資が熱い!」
お、、おぅ。。めっちゃすごい熱量で押してくる講師。
確かに金はコモディティである故にインフレに強く、もしもの時にはとても心強い資産となります。
金のメリット・デメリットがよくわからない方は下記記事を参考にしてください。
「この話の続きを聞きたい方は残って三部を聞いてください!」
ここまで来たら、泥船に乗った気持ちで最後まで聞きましょう。
・セミナー第三部 非公開案件!金鉱山投資!
講師が投資してる金鉱山投資の話。
「なんと!驚異の年利645%!!」(嘘つけ)
「一口 $10,000から!受け取るときは $1=¥123 で計算で徴収するよ!」(ボリ過ぎ)
「中途解約は解約手数料が30%+レートが $1=¥97 換算でお返しします!」(手数料高すぎ)
「返金までには少しお時間いただくよ!」(仕方ない)
「金鉱山投資は金の採掘が始まっている案件でなければ確実ではない!」(うん、まぁ)
「ミャンマーは今まで地質調査などが長年行われてきていなかったため、金が埋蔵されているかどうかわかっていなかった」(へー ( ̄d¨b ̄) 鼻くそほじほじ)
「調べてみたら金の埋蔵がかなりある!」(ふむふむ)
「金鉱山を買った持ち主が頑張って掘り始めた!」
「金鉱山の所有者が現在60歳、金鉱山を掘りきるまでにこのままだと20年以上はかかる。」
「そんなに待ってたら死んじゃう!だから5年以内に掘りつくしたい!ぎぶみーお金!」(ぎぶみー!)
「エビデンスは半年間の時間をもって検証済み!コレナラアンゼンネ!」(胡散臭い)
「私の10か条をクリアしてるヨ。」(胡散臭い)
「申し込みは3月27日をもって募集終了、以後の参加はできないから、この機会にYou乗っチャイナ!」(胡散臭い)
とのこと。
・怪しすぎるぞ金鉱山投資!
そもそも年利600%超とかその時点で怪しいでしょう。。。
さらに言えば、さっさと掘り進めるよりも息の長い事業としたほうが雇用創出であったりと社会貢献になるのではとおもう。
そもそもお金持ちの人が急いでお金を増やそうと思うこと自体がおかしな話。
そういうことをするのは、心の貧しい人。つまり貧乏な人である。
心の余裕がある人は、ゆっくりじっくりと掘るだろうと思う。
そうすれば、鉱山の売買を視野に入れたビジネスなんかにも繋げられそうだし。
一応金鉱山の会社のホームページとかもあるみたい。。
・色々と調べてみたら怪しい点がさらにちらほら
今回紹介された案件がSPG(スーパーピットグループ)という会社の話だったのですが、めちゃめちゃ調べてくれている方がいたようで。
要約すると
- ペーパーカンパニーっぽい。
- 会社のメールアドレスがまさかのGメール
- 本部はロンドンにあると謳っているにも関わらず、イギリスの法人登録データーベースに存在していない
- 公式サイトへのアクセスを解析すると、アクセスのほぼ全てが韓国と台湾からのアクセス
- イギリスが本部ならイギリスで商売するのが普通でしょ
- つまり違和感がありすぎる
・ポンジスキームの可能性
まぁここまで来たらこの可能性以外には考えられないですよね。
「ポンジスキーム」いわゆる「自転車操業」。。
さらに言えば、おそらく講師にも紹介者フィーが発生するでしょう。
紹介報酬で一人10万円以上はありえそうですよね。
そう考えれば、申し込みの際に$1=\123 で返金の際に $1=¥97 っていうのもなんかわかる気がする。
完全にやばそうな案件ですよね。
・講師の方について調べてみた
うん、あんまり評判の良くない人のようだ。
・最近流行りの金投資詐欺!
巷では最近、金投資による詐欺が横行しているようです。
知人の知人になりますが、信用できる人からの案件で始めた金投資が始めたひと月目から配当が入ってこず。
2,000万円をもってにげられてしまった人もいたようです。
金投資がはやり始めている背景は、おそらく仮想通貨などの大きく乱高下する投資商品が出てきたことによって、儲けを出した資産を安全な投資商品に逃がしたいという思いがあるからではないでしょうか。
・まとめ
「今じゃないと申し込めません!」
って言葉は人の判断を鈍らせます。
できればしっかりと裏付けをしてから参入できるように、常に冷静になって案件を見極めていくことが重要だと思います。
皆さんも変な案件に引っかからないように気を付けてください。
とりあえず
・ミャンマー
・金鉱山
・SPG(スーパーピットグループ)
という単語が並んだら「ちょっとまったぁ!」と心のブレーキをかけてくださいね!
以上です!